ビットフライヤーは毎日の定期メンテナンスと、臨時メンテナンスがあります。メンテナンス中は注文ができないのはもちろん、事前に設定しておいた指値や逆指値(ストップロス)も機能しません。
メンテナンスの前後に大口の仕掛けやイベントなどで大きな値動きがあると、思わぬ損失を被る場合があります。ここでは事前にメンテナンスを知るにはどうしたらいいか、メンテナンス前後の対策などご紹介します。
毎日実施される定期メンテナンスと随時行われる臨時メンテナンス
ビットフライヤーでは毎日実施される定期メンテナンスと、随時行われる臨時メンテナンスがあります。
- 定期メンテナンス → 毎日午前4時(日本時間)から10分間実施。延長されることもある。
- 臨時メンテナンス → システム改修などで随時行われるメンテナンス。2~3時間のものが多い。
定期メンテナンスは時間が決まっているのでまだマシですが、臨時メンテナンスはいつ行われないか分からないと困りますね。
メールで事前にアナウンスしてくれればよいのですが、今のところそういったアナウンスはないようです。
臨時メンテナンスを事前に知るには?
【臨時メンテナンスのお知らせ】
8 月 30 日午前 4 時 ~ 6 時頃(日本時間)に実施するメンテナンスに伴い、 実施中は bitFlyer Lightning(API 含む)とビットコイン簡単取引所の両サービスがご利用いただけません。ご不便をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2018年8月29日
ビットフライヤーの臨時メンテナンスは公式ホームページでは告知していません。Twitterを通してのみ事前に告知されます。
なのでビットフライヤーの臨時メンテナンスを事前に知るには以下の2つの方法があります。
①ビットフライヤーのTwitterアカウントをフォローする
ビットフライヤーのTwitterアカウントをフォローしましょう。→ ビットフライヤーのTwitterアカウントはこちら
②Twitterで「bitflyer メンテ」や「ビットフライヤー メンテ」で検索する
ビットフライヤーのメンテナンス情報をTwitterユーザーが紹介してくれています。公式情報を見逃してしまってもTwitter上ならすばやく検索できます。
→ Twitterで「ビットフライヤー メンテ」で検索した場合
メンテナンス中の指値や逆指値(ストップロス)は?
冒頭でもお伝えしましたが、メンテナンス中はログインや注文ができないのはもちろん、事前に設定しておいた指値や逆指値(ストップロス)も機能しません。
そのため、メンテナンス中に大きく動いた場合、メンテナンス明けに設定しておいたものとは違った価格で約定する場合もあります。
つまりストップロスを設定しておいたのにメンテナンス中に大きく値が動いたために損失が広がってしまった、ということも起きえます。
そういった事態を避けるためには大きく値が動きそうなシーンではメンテナス前にいったんポジションをクローズしたり、他の取引所に避難するような工夫をしましょう。
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メンテナンスを狙ったような大きな動きがあった事例
先日、BitMEXのメンテナンスのタイミングを狙ったかのような大きな動きがありました。
上の画像はその時の様子です。
2018年8月22日の午前10時から始まったBitMEXのメンテナンスですが、メンテナンス前は72万円前後だったものがメンテナンスに入った瞬間に上昇、一気に768,000円の高値をつけるまでに急騰しました。
この間はBitMEXでは注文することも手仕舞いすることもできずに意図せず損失を膨らませた人が多数いたようです。
メンテナンス中に大きな変動が起きても大丈夫なようにポジションをクローズするか、あるいは他の取引所に退避させるような工夫をしましょう。
メンテナンス中に思わぬ損失を被らないためにも複数の取引所の口座を持っておくことをオススメします。
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仮想通貨取引で急なお金が必要になったら
今すぐ仮想通貨が買いたい!今がチャンス、だけどお金がない、お金が欲しいと思う場面は仮想通貨取引をしていると多々あります。時間があればお金が入る予定があったとしても、今すぐに、今日中、明日まで、今週中と急ぎとなるとまた話が変わります。以前はクレジットカード払いで仮想通貨を購入することができましたが今はそうではありません。手持ちのものを売ってでも、たとえ千円でも欲しいという人もいるでしょう。