「喫煙者は新型コロナにかかりにくい」 まさかの新説は本当か
4月24日に、フランスのピティエ・サルペトリエール病院から発表された研究結果のことである。なんと驚くなかれ、ニコチンが新型コロナウイルスの感染を抑制している可能性があるというのだ。
同病院の研究チームが新型コロナの患者343人と軽症の感染者139人を調査したところ、喫煙者の割合がわずか5%で、フランスの喫煙率約35%を大きく下回っていたという。要は、このデータをもってして、「喫煙者のほうが非喫煙者より新型コロナにかかりにくい」という説を唱えているのだ。「たまたまでしょ」と思うかもしれないが、実はこの傾向はフランス以外でも確認されている。
Yahoo!ニュースより引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000021-zdn_mkt-bus_all
ただしこの内容は「かかりやすさ」と「かかった後の重症化」をごっちゃにしているという問題がある。
ニコチン成分がウィルスを吸着し細胞内への侵入を防ぐというのは、もしかしたらあるのかもしれない。
湯気でウィルスを防ぐのとおなじ。
しかし一旦かかってしまい肺炎になると、肺機能が健全出ない喫煙者の方が明らかに重篤化するだろう。